フーテン老人「ヒラメ」のブログ

フーテン老人「ヒラメ」が、雑記ブログを始めました。

我が屋の料理は俺の手作り

正月料理も尽きたし、おでんの作り置きも、もう飽きた。
家内が久しぶりにカレーを食べたいという。


俺のカレーは我が家流で手抜きカレーだが、自分でも旨いと思ってる。
ルーは既成のゴールデンカレーの辛口、ちょっと変わってるのはカツオ出汁を少し多めに入れる事とマイタケか無ければブナシメジを1パック少し小さく切って投入、キノコが無ければカレー作りは中止、作った日は食べず、翌日から食べ始める。


少しシャブシャブの柔らかいカレーが家内の好みなのでトロミは付けない。
家内が料理を作ってた時よりも俺の方が旨いという。
昔は市内のカレー専門店へ食べに行く事もあったが、自分で作った方が旨いと思うのと、運転免許を返上して車が無いので何処へも行かなくなった。


餃子も我が家では定番料理だが、これも思い切り手抜きで既成の冷凍餃子。
但し、焼き餃子は作らない、買って有る餃子が焼き餃子用であっても水餃子か蒸し餃子にする。
焼き餃子は早く食べられるが味が濃厚すぎるので、我が家の好みに合わない。


実は俺の母親が満州に居たころ、中国人の使用人から教わったのは水餃子や蒸し餃子ばかりで、その頃は既製品の餃子などと云うものは無く、皮も具も全て手作りで、作るスピードが早かった。
俺が中高生の食べ盛りの頃は親も若かったので家族で一人50個くらい、ごはんもその他のおかずも無しで食べた。
今は8個も食べたら腹いっぱいになる。


東京にある大学に通うようになって、自炊生活がメインだが近くのラーメン屋に通うことも多くなったが、そこで初めて焼き餃子を知った。
気が付けば東京のラーメン屋は焼き餃子ばかり、それまで地元ではラーメン屋などに行ったことがなかったので知らなかっただけかもしれない。


その頃の習性で焼き餃子は好きになれない。


中国の西安に行ったとき餃子専門店で食べたのも水餃子や蒸し餃子ばかり、店員に聞くと日本人から特別に注文があれば作るが、普段は作らないとのこと、焼き餃子は日本に渡った中国人が考案したものなので、中国では一般的では無いそうだ。
西安では回教徒が多いので、豚肉は禁止、牛肉と羊肉ばかりだが味は絶品、この味は日本には無い。
本当はもっと食べたいのだが、高齢になって胃が弱いのか、消化剤を飲まないといけなくなる。