フーテン老人「ヒラメ」のブログ

フーテン老人「ヒラメ」が、雑記ブログを始めました。

正月から高齢者の運転する自動車事故が多い

俺は建設関係の仕事をしていた都合で自動二輪や普通車の他、特殊車や大型車などの免許も持っていたが73歳の時、普通車の車検直前に免許証を返上した。
免許取るのに金と時間を沢山かけたが、ユンボもクレーンもダンプも70歳を超えたら無用だ


返上を決意したのはテレビの高齢者の事故報道と高齢者講習の運転技能検査の成績の悪さ。
それでも気を付ければ大丈夫と思っていたが、気が付くと車線をはみ出す、停止線は超える、赤信号は突っ走る。


思い切って免許返上し、車を処分した。
確かに不便だが、他人の人命を犠牲にするほどの便利さが得られる訳でもない。
メリットは多い、車検料、ガソリン代、保険料、マンションの駐車場代などが全ていらない。
デメリットはタクシー代、電車代、といった所だがマンションの駐車場代にも満たないので大幅なコストカットになる。
その他のデメリットとしてタクシーが来るまで待たないといけない、近くは歩いて行くので疲れる、重いものを運べない、何をするにも時間がかる、釣りに行けなくなった、などだが、3年程たった現在、もっと早く返上すれば良かったと思ってる。
釣りがちょっと未練だったが、10年前家内の病気とともにボートを処分、4級船舶の免許の更新を止めたので釣行はすっかり少なくなっていた。

昔の仕事仲間の友達は「俺の勲章だから一生持ってる」と云ったが2年後にコンビニに突っ込んで1人巻き添えに逝ってしまった。
ブレーキとアクセルの踏み間違いが原因だった。
本人は即死だから何の後悔もないが、家族と被害者の家族が地獄に落ちた。


聞いた話によると、中国では70歳で強制的に運転資格がなくなり、どんなに田舎に生活していようと、近くに売店が無くても、歩く以外の交通手段が無くても事情は認められず、特例は無いそうだ。


家内の郷里は小さな島なんだけど、ナンバーもドアも無い廃車が走ってるし、小学生でも運転してる。
島内に信号機は1つも無く、派出所の建物は一応有るが廃屋で警察官がいない、ある意味天国かも。